足のつま先が赤く腫れて痛い!黄色くなって腫れた。陥入爪、巻き爪、爪周囲炎て何?
更新日:2022年4月10日

こんにちは。来栖ですヾ(๑╹◡╹)今日は爪先が赤く腫れ、痛くて仕方ないと駆け込まれたお客様の施術例をご紹介します。
いきなり巻き爪になって足が腫れて来た。
お客様はこう仰りましたが、これは巻き爪ではなく、爪下に溜まった膿の圧迫による鈍痛です。
足の爪周りが痛いのは巻き爪だけではなく、陥入爪である場合もあります。
それらが原因になり菌に感染すると、患部が黄色くなって腫れ上がり、膿が溜まり我慢できないくらいの痛みが出る事を爪周囲炎と言います。
女性の場合、生理前や妊娠中、産後の敏感期に爪周りに細菌が入り感染した事が原因である事も多々あります。
巻き爪は巻いた爪が皮膚に刺さり痛みを感じますが、
陥入爪は爪の側の先端が皮膚に食い込み痛みを感じます。
患部が炎症を起こし化膿する状態の事を爪周囲炎と言います。
爪周囲炎はかなり痛いです。鎮痛剤を必要とするレベルの場合もあります。場合によっては抗生物質や化膿止めの投薬も必要になります。
痛みを感じたら歩行にも影響しますし、早めに対処が必要です。
今回はBSテープ矯正を使って食い込んだ爪を起こし、痛みの元になる患部のケアを行いました。

膿が溜まってしまい化膿した場合、矯正してすぐに痛みは引きません。炎症がおさまるまで、ケア後は清潔に保ちそっとしておきましょう。
膿をだして消毒をしておくと、治りは早くなります。(一般的にはサロンではしてくれない事ですので切開して膿を出すのはご自身でするか、病院へ行きましょう。)※病院に行くと陥入爪や巻き爪を切除される場合があり余計に辛くなる可能性もありますので、あらかじめ先生ときちんと話しておきましょう。

爪で押した時に一番痛い箇所を見つけたら、針などで少し触るとこんな風に膿が出て来ます。かなり痛いと思いますが、しっかり搾り出し、消毒と保湿をしっかりとします。
次の日も患部の痛みが治らない場合は化膿止めや抗生物質を検討しましょう。
ケアの当日は痛みは和らぐ程度です。
消毒により痛みが増す場合は石鹸で洗って保湿をしたままにしましょう。
巻き爪や陥入爪は巻き爪テープですぐに痛みが引きますが、化膿した場合は時間がかかります。
糖尿病等で感染症が心配な方は必ず受診して投薬をして下さい。
足の爪は身体全身を支える大切な場所ですから、そこには痛みを抱えてしまうと、傾いた重心が引き起こすのは肩こりや腰痛、頭痛だったりと、良い事はありません。
爪の事は爪のプロにご相談ください。